STD
STD(性感染症)というのは文字、道理性行為によって移る病気のことをいいます。不道徳というイメージがつきまといますが、夫婦間でも移りますし、同じ病気でもSTDとしての側面としてSTDでない側面を持った病気(例:エイズ、疥癬、毛じらみなど)もあり、問題を複雑化しています。以前は、梅毒や淋疾、軟性下疳、 また性病性リンパ肉芽腫など症状が性器やその周囲に 出て感染したことが自 分でわかるような病気が主でした。
最近は性器クラミジア感染症 や性器ヘルペス、尖形コンジローム、B型肝炎、HIV 感染/エイズなど、ウイルスによる新しい性感染症 群が台東してきました。しかも、クラミジア感染症以外のウイルスによ る性感染症は、根治治療が大変難しいのですが、病気を良く理解し、根気よく治療することが大切です。
さらに、最も恐れられている“エイズ”が、その ような症状のない性感染症群の中にしっかりと仲間 入りして、世界中に広がり流行し、すでに感染者が 全世界で4000万人に達しています。そして、世界で 毎日1万6千人の新しい感染者が出ているとされ、そ の90数%は性感染症として蔓延しているのです。そ のため、この“新しい性感染症時代”の到来が社会 的に大問題になってきているわけです。
さらに、疥癬や毛じらみのように、STDとして感染したものが今度は家族内に蔓延したり、反対にSTD以外で感染したものが今度はSTDとして、配偶者や恋人に伝染することもあります。STDとしての側面とSTDでない側面を持っている病気では、性行為をしていないのに、性病と思われてしまう恐れもあるわけです。
いずれにせよ、このような病気なったら、あらたに性行為をすると必ず相手に移してしまいます。自分がなってしまったら、今度は加害者にならないように治療を徹底させることが重要です。