予防接種は、予防接種による副作用が流行による死亡や後遺症を統計的に上回る時に、国が接種を推進し、国から委託された個々の医療機関が実施するものです。お年寄りや子供では、インフルエンザに懸かった場合に肺炎になったり、死亡することもあります。心臓病や糖尿病などの患者さんでは、インフルエンザがきっかけで持病が悪化することもあります。このようなリスクの高い患者さんこそ、接種をしたほうが良いというのが予防接種の考え方です。日本では妊婦さんは接種しませんが、米国では最優先のひとつになっています。また、非常に抵抗力の弱い方は予防接種で副作用がおこる可能性が高いので、接種は見合わせるのが普通ですが、健康な方の接種率が高くなると、流行が防げるので、このようなかたもかかる確率が減ります。最近は小さなお子さんや受験生のいるご家庭では家族全員で受けるケースが増えています。
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